ギネス世界記録認定書とともに写る、少し戸惑ったような表情を浮かべる犬は、「世界最高齢の犬」としてギネス世界記録に認定されていたオスの犬、ボビ。
10月20日にポルトガルで31歳と165日の生涯を終え、大きな話題となった。
この世界最高齢の犬に浮上しているのが、“年齢詐称”疑惑。
ギネスの本部があるイギリスのガーディアン紙が、「世界最高齢の犬“ボビ”の年齢に関する正当性が調査されることに」と報じたのだ。
記事によると、獣医師らは生物学的に犬が31歳まで、人間であれば200歳相当まで本当に生きられるのか疑問を抱いているという。
ボビの年齢については飼い主の自己申告であり、遺伝子検査などで正確な年齢が調べられることはなかった。
また、その疑惑を裏付けるかのような、ある写真も注目されている。
1999年のボビの写真としてギネスのウェブサイトに掲載されている写真では、靴下をはいているかのように足先が白色なのが確認できる。
しかし、ギネス世界記録認定後の2023年2月の映像では、足先は茶色のように見える。
これに対しSNSでは、「昔は白い靴下をはいたような犬だったのに、どうして?」、「亡くなる前に調べておいてよ!」との声が上がった。
FNNはボビの飼い主に取材を申し込んだが、現在のところ返答はない。
一方で、ギネスワールドレコーズは「記録の正当性をめぐる疑問は承知しており、検証しているところだ」と回答した。
FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/
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